発行日:2023年3月
執筆者:ODA, Kazue
雑誌風の体裁で書かれた読みやすいレポート(全18ページ)です。なお、元となった Intelligence Watch からのレポートが存在します。
レポート概要:イノベーションの文脈でシリコンバレーと並び称される、北欧の諸都市。しかし彼らはハードウェアにも強いという点で、日本と似た要素があります。
EUが掲げる2045年までに炭素排出を実質ゼロにする街「気候ニュートラルミッション都市」100選のうち、16もの都市が北欧から選出されました。それらは巨額の投資を受けながら、より持続可能な都市を目指して、さまざまな取り組みが始まろうとしています。
その決め手は「循環」。それは、廃棄を出さず資源を循環させるグローバルスタンダードづくりであり、高人件費・低地下資源の欧州の戦いやすい土俵でもあります。
日本は2000年前後に、世界に冠たる「循環型社会」の構築に邁進しました。しかしそれが循環全体の産業にならなかったのはなぜでしょうか・・・。ここから先はぜひ本文でお読みください。